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現在、ファーマブリッジでは「モノを引き継ぎ、人を引き継ぎ、時代を引き継ぐ」というテーマに基づき、３つの柱（文化活動、医薬、武道）で事業展開をしています。
これらは人が文化的で健康的な営みを続ける上でとても大切な要素だと考えています。

まず、一つ目の柱は文化活動 “Museum” BAMです。
博物館という文化施設を通して感性を豊にして、”心”の健康増進のお手伝いをすることです。私が初めて訪れた英国は、シェークスピアの生誕の地、ストラトフォード・アポン・エイヴォンでした。その街で、古き良きモノを大切にして守り続ける文化に感銘を受けたのです。アンティークとは人が創り、100年以上経過したものであることを知り、本物に触れることで現代人は英知を受け取ることができると気づかされました。次世代にアンティークを引き継ぐことの大切さを伝えるためには、まずは本物のアンティークを愉しんでもらうことが一番であり、物や人を大切にする第一歩であることを考えました。
そこで鎌倉という歴史あふれる地で、英国アンティーク博物館を作ることに決めたのです。この考えに世界的建築家の隈研吾氏の賛同を得ることができ建築デザインの担当をしていただけることになり「BAM鎌倉」が2022年秋にオープンします。 

二つ目の柱は、医療 “Medical Care” PHARMACYです。
私は大学院卒業後、すぐに外資系製薬会社の研究員として基礎研究に携わりましたが、直接、患者さんと向き合う医療に携わりたいと思い始めました。そのためには、地域医療に入っていき、世の中に適切に薬の情報を提供していくことが大切と考え薬局を立ち上げたのです。そこで湘南、鎌倉エリアを中心とした店舗展開をすることができ地域の皆さんの笑顔を間近で感じられることになりました。

そして、三つ目の柱は、武道 ”Martial Arts” KARATEです。
少年時代から憧れていた極真空手の黒帯を取得して、厳しい稽古を通じて、肉体と精神の両面の強さを学びました。この武道の素晴らしさを少年から一般の方まで世代を超えて伝えることが地域の安全と平和につながるのではないかと確信して、拳摯会（けんしかい）を立ち上げ、後進の指導に当たっております。
 
ファーマブリッジは、これらの３つ柱を基本として、モノと人、時代と時代をつなぐ架け橋になれますよう事業活動を進めてまいります。
 
私の尊敬する北原照久氏の言葉です。
「継続は力なり、さらなる継続は宝なり、さらなる継続は歴史を造る」
 
皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
土橋 正臣